償還とは



償還とは、投資信託であらかじめ決められている信託期間(=運用期間)を、終了したときのことをいいます。

この時点で、投資信託の運用益に応じて、投資家に支払われるお金のことを償還金といいます。

私達がよく利用している、定期預金の満期の元本+利息-税金と考えると、わかりやすいでしょう。

■満期償還
投資信託の信託期間が完了すると、投資信託の元本、分配金、手数料などを全て精算して、それを投資家に分配することになります。

一般的な投資信託の信託期間は、3年〜10年程度が多くなっています。

もし、長期的に投資信託で資産運用を考えている場合は、購入前に信託期間を必ずチェックしておきましょう。

投資信託は、購入できる期間によって、単位型と追加型に分けることができます。

単位型は、全て信託期間が決められています。
追加型は、信託期間が無期限のタイプが多かったのですが、最近では信託期間が決められたタイプも増えているようです。

*単位型
・・・購入が一定期間に限られている投資信託
*追加型
・・・いつでも購入できる投資信託

■償還延長・繰上償還
投資信託の償還には満期償還の他に、償還延長と繰上償還があります。

1)償還延長
運用をそのまま続けた方が、投資家の利益になる場合に、償還が延長されることがあります。

これは、運用会社の分析・見通しにより、投資家と協議の上、金融庁の許可を得なければ実施できません。

つまり、投資家を保護するために、運用会社が独断で決めることは、できないようになっているのです。

2)繰上償還
信託期間が完了する前に、投資信託を償還することもあります。

例えば、運用している投資信託の今後の運用益が望めないときや、投資信託の純資産総額が少なくなって、運用コストの割合が大きくなったときなどがあります。

通常の投資信託の純資産総額は、数百億円以上が一般的で、それ以下になると繰上償還の可能性が高くなってきます。

*純資産総額
・・・投資信託の時価総額から、信託報酬などの手数料を差し引いた価格



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