為替レート|リスク4



■為替レートの変動
投資信託のリスクの1つである為替レートは、国内型の投資信託では関係ありませんが、国際型(外国型)の投信では、必ず起きる問題です。

国際型(外国型)の投信は、海外の株式や債券が投資対象で、主に外国の運用会社が設定しています。

外国の株式、債券を運用するときは、直接日本円で取引を行うことができません。

このため、通貨レートの動きが運用成績に、大きく影響してきます。

現在、日本で販売されている国際型の投資信託の多くは、米ドル建てがほとんどで、円と米ドルの為替レートが一番重要になります。

(一部では、オーストラリアドル建てや、ユーロ建てのケースもありますがわずかです。)

■為替リスクの例
為替レートが変動すると、どのように収益が変わるのかを、具体例で見てみましょう。

1)○○国際型投信を10口購入
2)購入時の為替レートは、1米ドル=110円
3)1口の購入価格は、100米ドル=1.1万円
4)購入金額の総額は、10口×1.1万円=11万円(1000米ドル)
5)1年後に、○○国際型投信の運用益が10%になり売却

このようなケースでは、
1000ドル+1000ドル×10%=1100ドル
が売却金額になります。

このとき、為替レートが1ドル=100円(円高)であれば、
1100ドル×100円=11万円
  ↓
収益は0

為替レートが1ドル=120円(円安)であれば、
1100ドル×120円=13.2万円
  ↓
収益は2.2万円

このように、投資信託の売却時の為替レートが円高のときは、運用益から円高分が差し引かれ、収益が大きく減ったり、損失がでることもあります。

その逆に円安のときは、運用益と円安分の両方が収益となるのです。

*上の例は、手数料や税金などのコストは、計算に入れていません。


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