REIT (不動産投資信託)



■REITとは
一般的な投資信託は、株式や債券が投資対象ですが、それ以外にもあります。

REITは、平成12年に施行された法律によって生まれた、不動産を対象にした投資信託です。

REITの仕組みは、投資家から集めた資金を、オフィスビルやマンション、あるいは、店舗、ショッピングモールなどを購入し、それを賃貸したり売却することにより収益をあげます。

不動産を運用する場合は、ある程度まとまった資金が必要なため、REITの購入最低金額も数十万円からと、他の投資信託に比べ、高めの設定になっています。

ただし、複数のREITに分散投資する投資信託も設定され、1万円〜数万円での購入が可能になってきました。
(複数の投資信託に投資するので、このような投信をファンドオブファンドといいます。)

■REITのメリット・リスク
◇メリット
1)収益
不動産の性質上、賃貸では毎月定期的な収益があり、売買では値上がりによる大きな売却益が期待できます。

つまり、2つの収益が見込め、たとえ不動産価格が多少不調でも、その分を家賃収入である程度、補うことができます。

2)REITの売買
REITは、証券取引所に上場していますので、一般の株式とほとんど同じ扱いで、取引時間内であれば、いつでも時価で売買できます。
これは、ETF(上場投資信託)と同じ仕組みになっています。

3)不動産の売買手続き
投資家は実際に、不動産の売買にタッチするわけではなく、REITを購入して資金を提供するだけです。

不動産の売買に必要な手続きは、全て不動産のプロが行います。

◇リスク
1)不動産価格
不動産価格が上昇トレンドのときは、賃貸料、売却益共に良い成績が予測できますが、下降トレンドになると思ったような収益を得ることがむずかしくなります。

2)金利
REITでは、購入した不動産を担保にして、銀行などからお金を借りて、また他の不動産を運用することがよく行われます。

このとき問題になるのが金利で、低金利のときは借金の金利負担が軽くて済みますが、高金利のときは大きな負担になります。

3)災害
地震や台風などの天災や火災などにより、不動産の価値が無くなったり、大きく下がることがあります。



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